兵庫 加古川 「かこがわ」 で!仏壇・仏具・寺院用仏具・・・・・・・・仏事のことなら

納骨袋の作り方

納骨の儀・納骨式 ・納骨袋

納骨袋の作り方~木綿のさらしを使って

故人の御骨を納骨される際に必要な「納骨袋」の作り方をお伝えします。

納骨とは、御骨を土に還すことなので、御骨壷から「納骨袋」に移し変えてから、お墓石の納骨室にお納めします。

ですので、まず第一に「納骨袋」はお骨と一緒に土に還る天然素材のものでお作りいただくことが大切です。

昔から一般的に木綿の「晒(さらし)」で作られてきました。

弊店では「納骨袋」を「故人の旅立ちの着物」として、まずはご身内の方に縫っていただくことをご提案しています。

「納骨袋」を縫うということはめったに経験しませんので、どんなものかご存知ないかたも多いと思いますが縫い方は簡単です、ご紹介してさせていただきますね。

①まず「晒(さらし)」をご準備いただきます。

「晒(さらし)」は呉服屋さんなどでお求めになれると思います。

袋の上を巾着にされる場合には、綿のあや織りテープがあると便利です。

あや織りテープは手芸店でお求めになれます 

ご紹介する「納骨袋」は「総骨(そうこつ)用」の大きさで縫ってみます。

「総骨」(そうこつ)」とは、御骨上げの際にほとんどの御骨を持って帰ってこられた量の御骨で、御骨壷が入った木箱は30cm角位の御骨のことをいいます。

それに対して一部の御骨を拾って帰られるものが「中骨(ちゅうこつ)」で、御骨壷が入った木箱は20㎝角弱の御骨になります。

 このあたりでは「中骨(ちゅうこつ)」で持って帰られるご遺族が多いですが、お墓のご準備がございましたら全部を土に還して差し上げられますから、どうぞ「総骨(そうこつ)」で連れて帰って差し上げてください。
「納骨袋」は、「晒(さらし)」の幅を利用して縫いますので、御骨の量によって長さの寸法が変わります。

②総骨の場合、晒を150cm位の長さを利用し、底が「わ」になるように「中表で」二つ折りにします 

③はじめに片側を上から下まで縫います。耳から5ミリくらい内側を縫います。

④次に、上の袋の口になる部分を裏側に二つ折り又は三つ折にして、紐を通せるように縫います 

⑤次に縦の反対側を縫いますが、上の20㎝くらいを残して縫っておかれると御骨を移す際に袋の口が大きく開きますので入れやすくなります 

⑥表に返して、上に紐(あや織りテープや晒をひも状に切ったものでもよい)を通して巾着にしておきますと、御骨をお納めするときに便利です 

これで70㎝位の丈の「総骨用納骨袋」が出来上がります。
「中骨(ちゅうこつ)」の場合の寸法は、出来上がりの丈が40㎝位あれば大丈夫ですので、90cmの晒をご準備されて同様に縫われたらいいと思います。

お寺様によっては、袋に紐を付けないように言われる場合もありますし、縫う際に「糸を玉止めしない」とか「返し縫いをしない」と言われる風習もあるようです。

お近くの方やご親戚に聞かれるのもよろしいかなと思います。

納骨袋は、お葬儀が終わって少し落ち着かれてから、心を込めて手縫いで縫われると、ゆっくりと故人を偲ぶ時間になります。

納骨式

「納骨の儀」や「開眼法要」をされる際には、墓前にお供えするお供物やお花が必要となります。
お供物として、「小餅」「お饅頭」「くだもの」を盛り物としてお供えします。

写経

「開眼法要」や「納骨の儀」には写経をお勧めしています。
あたらしくお墓を建てられたり、お墓のリフォームや移転をされて開眼法要をされる場合、また納骨をされる場合には、ご家族様で写経をしてお納めされることをお勧めしています。

大切な我が家のお墓を建てられるのですから、あるいは、愛するご家族様をお墓にお納めするのですから、心をこめて書いた写経をお納めなさるようにお勧めします。
お経に馴染みのない方々でも「せっかくだからしてみようか」と儀式の日までの宿題で、皆さん書かれることが多いです。

写して書くのは、一字間違えたら書き直しで大変ですので、なぞって書いていただけるようなお手本がついた、写経用紙もございます。

筆ペンも書き慣れないので時間がかかりますが、あらたまって書いておられると、子どもさんやお孫さんも一緒になって書きたいといわれたと嬉しいお話もお聞きします。

お墓のそのような儀式の時には、是非写経をされることをお勧めいたします。

〒675-0037 加古川市 加古川町 本町 291-10

TEL (079)422 ー 2784

powered by QHM 6.0.4 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional