床掛用掛軸
床掛用掛軸
祭祀をいとなむ
亡くなった方への別れを惜しむ≪葬≫「お葬式」
≪祭祀≫「御法事」は故人の死後のご冥福を祈りつつ、供養と感謝の気持ちを表す行事です。
この葬祭の際に、故人のために集まった有縁の来客と読経をされるご住職に対し、おもてなしの気持ちをもってお迎えすることが大事です。
おもてなしの気持ちを表すために、仏様の教えである「名号」や「十三佛」の床掛用掛軸をお掛け下さい。掛軸を掛けることにより、宗派の教えを深く信じることを示し、その宗派の教えが広がっていくことによって仏様に世の中のすべての人々を救ってくださるようにと願います。
- 六字名号 『南無阿弥陀仏』
六字名号は主に浄土宗、浄土真宗で唱えられる文言です。浄土教では、六字の名号といい、唱えると浄土に生まれられると説きます。「阿弥陀様に帰依(深く信じる)する」ことを意味し、阿弥陀仏に救われた感謝の念で報謝の念仏であるとされています。
- 釈迦名号 『南無釈迦牟尼仏』
釈迦名号は主に禅宗(臨済宗、曹洞宗)でお唱えする文言です。
「釈迦牟尼佛(お釈迦様)に帰依(深く信じる)する」ことを意味します。
- 御宝号 『南無大師編照金剛』
主に真言宗で唱えられる文言です。
「大師」とは弘法大師(空海)を、「遍照金剛」とは大日如来を意味します。
「弘法大師と大日如来に帰依(深く信じる)する」ことを意味します。
- 日蓮名号 『南無妙法蓮華経』
主に日蓮宗・法華宗で唱えられる文言です。
「妙法蓮華経」とは法華経を指し、「法華経の教えに帰依(深く信じる)する」ことを意味します。
日蓮曼荼羅は日蓮宗の経典である法華経の世界観を漢字や梵字で表した文字曼荼羅です。
六字名号 釈迦名号 御宝号 日蓮名号
「南無阿弥陀佛」 「南無釈迦牟尼佛」 「南無大師遍照金剛」「南無妙法蓮華経」
- 集印軸『巡拝御宝印譜』
- 西国三十三番
- 四国八十八所