お仏壇
お仏壇について・・・・
お仏壇・・・と一言で申し上げましても、色々な種類、形状のものがございます。
金仏壇
白木の生地に、下地、漆を塗り重ね、金箔を張り、蒔絵、彩色を施し、金具を打って仕上げられています。
地域によって、多少デザインが変わってきますが、大まかには、浄土真宗本願寺派用(お西)真宗大谷派用(お東)、浄土檀用など・・・・・宗派専用の様式よって仕様が分類されます。
唐木仏壇
唐木仏壇には、宗派による仕様の差はなく、おおむね八宗型と申しまして、お仏壇の中でお祀りされる、「ご本尊様」によりご宗派があらわされます。
そもそも唐木(からき、とうぼく)とは、紫檀(シタン)黒檀(コクタン)花梨(カリン)鉄刀木(タガヤサン)など、東南アジアなどの熱帯地方から日本への輸入された、銘木全般の総称であり、もともと中国《唐》を経て輸入したことから「唐木」と言われているようです。
紫檀、黒檀など「唐木」の素材で製造されていることが多いため、「唐の木の仏壇」としての名称で呼称されているのではと思われます。
家具調仏壇
宗派問わず、近年の日常生活のなかに溶け込みやすく、リビング等々のなかで、文字通り家具等々と並んで配置されて、あまり昔からのお仏壇のイメージが軽いものではないでしょうか・・・
棚仏壇(段仏壇)
ここで、当店がご説明させていただくのは、当店が商いさせていただく、加古川流域(播州地方)で、作り付けの仏様をお祀りされる形式を申し上げます。
多くは、座敷、床の間近くの半間程度を利用して、3~4段ほどの雛壇を作り付け、ご本尊(絵姿または御仏像)御位牌、仏具を中に配して、ご先祖をお祀りされているものです。当地では、浄土真宗以外の宗派の方が、多くこの形でお祀りされている方が見受けられます。
当店販売中の商品をいくつか掲載しています。
覗いてみてください
金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇・棚仏壇(こちらは祀り方です)